FX初心者におすすめ!5つの通貨ペアと失敗しない選び方を解説
これからFX取引を始めるにあたって、こんな悩みを抱えていませんか?
- どんな通貨ペアがあるの?
- FX初心者におすすめの通貨ペアが知りたい!
- 通貨ペアの選び方を教えてほしい!
FX取引を始める前に、通貨ペアの基本や選び方、リスク管理の方法などを理解しておくことは非常に大切です!
そこで、この記事では、FX初心者におすすめの5つの通貨ペアと、失敗しない選び方を詳しく解説していきます。
これを読んで、FX取引の基礎知識を身につけ、自信を持って取引に臨みましょう。
FX初心者が知るべき通貨ペアの基本
そもそも通貨ペアってなに?
FXでは、2つの通貨を組み合わせた「通貨ペア」を取引します。
例えば、USD/JPYは米ドルと日本円の組み合わせになり、通貨ペアの左側の通貨を基軸通貨、右側の通貨を変動通貨と呼びます。
基軸通貨1単位に対して、変動通貨がいくらで交換できるかを為替レートで表しています。
メジャー通貨ペアとマイナー通貨ペアの違いを知ろう
FXで取引される通貨ペアは、大きく分けてメジャー通貨ペアとマイナー通貨ペアの2種類があります。
メジャー通貨ペアは、取引量が多く、流動性が高いのが特徴です。
代表的なメジャー通貨ペアは、USD/JPY、EUR/USD、GBP/USD、AUD/USDなどで、マイナー通貨ペアは、トルコリラ(TRY)や南アフリカランド(ZAR)などで、取引量が少なく価格の変動が大きくなりやすい、そしてスプレッドが広い傾向にあります。
通貨ペアの選び方のポイントはこれ!
- 取引量の多い通貨ペアを選ぶ:流動性が高く、スプレッドが狭い傾向にあります。
- ボラティリティを考慮する:値動きの大きさを示すボラティリティは、通貨ペアごとに違うので、自分のリスク許容度に合った通貨ペアを選びましょう。
- 経済指標との関係性を理解する:各国の経済指標は、通貨ペアの値動きに影響を与えます。色々な指標の特徴を把握しておくことが大切です。
- 自分のトレードスタイルに合う通貨ペアを選ぶ:短期売買向きの通貨ペアや、長期保有に合った通貨ペアなど、自分のスタイルに合ったものを選びましょう。
FX初心者は、メジャー通貨ペアから取引を始めることをおすすめしています。
ただし、通貨ペアごとの特徴を理解し、自分のトレードスタイル、トレード手法(ロジック)に合ったものを選ぶことが大切です。
次は、FX初心者におすすめづる5つの通貨ペアを詳しく解説していきます。
FX初心者におすすめする5つの通貨ペアを順番に見ていこう!
【FX初心者おすすめ通貨ペア①USD/JPY】米ドル/円の魅力と注意点
USD/JPYは、日本人が親しみやすくFX初心者におすすめの通貨ペアになります。
米ドルと日本円の組み合わせで、流動性が高く、スプレッドが狭いのが魅力にあなり、世界で最も取引量が多い通貨ペアの一つです。
また、米国と日本の経済指標の影響を受けやすいので、特徴としてはファンダメンタルズ分析がしやすいこと。
ただし、重要な経済指標発表時には、急激な値動きに注意が必要です。
【FX初心者おすすめ通貨ペア②EUR/USD】ユーロ/米ドルで理解する市場の流れ
EUR/USDは、ユーロと米ドルの組み合わせで、FX市場で最も取引量が多い通貨ペアになり、相場も安定していてFX初心者におすすめです。
この通貨ペアは流動性が非常に高く、スプレッドが狭いのが魅力であり、欧州と米国の経済指標の影響を受けやすいので、ファンダメンタルズ分析にも適しています。
ただし、政治的なイベントによる値動きにも注意が必要です。
【FX初心者おすすめ通貨ペア③AUD/USD】オーストラリアドル/米ドルの特徴
AUD/USDは、オーストラリアドルと米ドルの組み合わせになります。
オーストラリアの経済は、中国経済の影響を受けやすいのが特徴であり、オーストラリアは資源国なので、世界の資源価格の変動には敏感です。
金利も比較的高いので、スワップポイントを狙ったトレードにもおすすめです。
【FX初心者おすすめ通貨ペア④EUR/JPY】ユーロ/円の取引のポイント
EUR/JPYは、ユーロと日本円の組み合わせになります。
欧州と日本の経済指標の影響を受けやすく、ファンダメンタルズ分析に適していて、一つ上のAUD/USD同様に金利差が大きいので、スワップポイントを狙ったトレードにもおすすめ!
ただし、値動きが大きくなる傾向があるので、リスク管理が重要です。
【FX初心者おすすめ通貨ペア⑤CAD/JPY】カナダドル/円で見る原油価格の影響
CAD/JPYは、カナダドルと日本円の組み合わせになります。
カナダは原油の輸出国なので、原油価格の変動がCADの価値に影響を与えます。
また、カナダと日本の経済指標の影響も受けやすいので、スワップポイントを狙ったトレードにも使えます。
ただし、この通貨ペアは原油価格の変動には注意が必要です。
以上が、FX初心者におすすめの5つの通貨ペアです!
それぞれの通貨ペアには特徴があるので、自分のトレードスタイル、トレード手法(ロジック)に合ったものを選ぶことが大切です。
また、リスク管理を徹底し、無理のない取引を心がけましょう。
FX初心者が通貨ペア選びで失敗しないためのアドバイス
FXのボラティリティってなに?通貨ペアごとに違う?
ボラティリティとは、価格変動の大きさを示す指標です。
FXでは、通貨ペアごとにボラティリティが異なり、ボラティリティが高い通貨ペアは、短期間で大きく価格が変動する傾向があります。
一方、ボラティリティが低い通貨ペアは、価格変動が比較的小さいのが特徴です。
FX初心者は、ボラティリティの低い通貨ペアから取引を始めることをおすすめしてます。
また、インジケーターでボラティリティを確認できるものもあったり、上の画像のように「OANDA証券」では、通貨ペアごとのボラティリティを見れるツールも存在しますので、活用してみてもいいかもしれません。
FX取引は時間帯によるボラティリティの影響がある
FX取引では、時間帯によってボラティリティが変化します。
一般的に、FX市場参加者が多い時間帯は、ボラティリティが高くなる傾向があります。
例えば、ロンドン市場とニューヨーク市場の取引時間が重なる時間帯は、ボラティリティが高くなることが多いです。
通貨ペアごとに違うスプレッドの重要性とは?
スプレッドとは、売値と買値の差のことです。
FXでは、通貨ペアごとにスプレッドが異なり、スプレッドが広い通貨ペアは、取引コストが高くなるので、利益を出すためにはより大きな価格変動が必要です。
FX初心者は、スプレッドが狭い通貨ペアから取引を始めることをおすすめしますが、FX会社や口座の種類によっても違いますので、一度確認してみましょう。
通貨ペアと経済指標の関係性を理解しよう
FXでは、各国の経済指標が通貨ペアの価格に大きな影響を与えます。
例えば、米国の雇用統計や金利決定会合は、USD/JPY(米ドル/円)やEUR/USD(ユーロ/円)の価格に影響を与えることが多いです。
FX初心者は、自分が取引する通貨ペアに影響を与える経済指標を把握しておくことが大切なので、毎日経済指標カレンダーなどを見ましょう。
以下は、参考程度にですが主要な通貨ペアに影響を与える経済指標の一覧表です。
通貨ペア | 主な経済指標 |
---|---|
USD/JPY | 米国の雇用統計、金利決定会合など |
EUR/USD | 欧州の金利決定会合、GDP発表など |
GBP/USD | 英国の金利決定会合、GDP発表など |
AUD/USD | 豪州の金利決定会合、GDP発表など |
EUR/JPY | 欧州と日本の経済指標 |
GBP/JPY | 英国と日本の経済指標 |
AUD/JPY | 豪州と日本の経済指標 |
以上が、FX初心者が通貨ペア選びで失敗しないためのアドバイスです。
ボラティリティ、スプレッド、経済指標など、通貨ペアごとの特徴を理解することが大切です。
自分のリスク許容度に合った通貨ペアを選び、無理のない取引を心がけましょう。
FX初心者でもできる!通貨ペア別の分析方法
通貨ペアに合ったトレードスタイルを決めよう
FX初心者は、自分に合ったトレードスタイルやトレード手法(ロジック)を見つけることが大切です。
通貨ペアごとに特徴があるので、それを理解した上で、自分のリスク許容度や投資目的に合ったスタイルを選びましょう。
例えば、GBP/JPY(ポンド/円)はスキャルピング(短期)に向いていますが、EUR/USD(ユーロ/米ドル)はデイトレード(中期)やスイングトレード(長期)に適しています。
自分に合ったスタイルや手法を見つけることで、無理のない取引ができるようになります。
ファンダメンタルズ分析で見るべきポイント
ファンダメンタルズ分析は上の項目でも少し書きましたが、経済指標や政治的イベントなど、通貨の価値に影響を与える要因を分析することです。
FX初心者は、自分が取引する通貨ペアに影響を与える要因を把握しておくことが大切です。
例えば、USD/JPYを取引する場合は、米国の雇用統計や金利決定会合に注目する。
EUR/USDを取引する場合は、欧州の経済指標や政治的イベントをチェックすることが重要です。
デモトレードで過去検証をしよう
デモトレードとは、実際のお金を使わずに仮想の資金で取引の練習ができる機能です。
FX初心者は、デモトレードを活用して、自分のトレードスタイルやトレード手法(ロジック)の有効性を検証することをおすすめします!
過去のデータを使って、どのようなタイミングで売買すれば良いか検証し、それをデモトレードで練習することで、取引に慣れることができ、実際の取引に移行する際の不安を軽減できます。
以上が、FX初心者に向けた通貨ペア別の分析方法です。
トレードスタイルの選択、ファンダメンタルズ分析、デモトレードでの過去検証など、それぞれの通貨ペアに合った分析方法を身につけることが大切です。
そのことからFX初心者は、まずは自分に合ったトレードスタイルを見つけることから始め、そこからファンダメンタルズ分析やデモトレードを活用して、取引に必要な知識とスキルを身につけていきましょう。
FX取引を始める前に知っておくべきこと
FXで資金を失わない為のリスク管理術
FX取引では、リスク管理が非常に重要です。
レバレッジを適切に設定し、必要以上にリスクを取らないことが大切です。
また、ストップロス(損切り)を設定することで、損失を最小限に抑えることができます。
FX初心者は、1回の取引で資金の1~2%程度に損失を抑えることをおすすめしているのと、重要な経済指標の発表時などは、相場が大きく動く可能性があるので、取引を控えることも必要です。
FX取引の心構えと長期的な視点
管理人のMJ自身もなかなか長期的な視点を持つことができなく苦い経験が・・・
FX取引では、短期的な利益だけでなく、長期的な視点を持つことが大切です。
相場の変動に一喜一憂するのではなく、自分の取引スタイルに合った戦略を立て、それを着実に実行していくことが重要です。
また、常に学ぶ姿勢を持ち、FX相場の変化に柔軟に対応していくことが必要であり、FXは一朝一夕で上達するものではありませので、FX初心者は、焦らず一歩一歩進めていくことが肝心になります!
以上が、FX取引を始める前に知っておくべきことです。
リスク管理、資金管理、長期的な視点を持つことが、FX取引で成功するためのポイントです。
FXは、正しい知識とスキルを身につけることで、大きな利益を得ることができる一方で、リスクも伴う取引なので、FX初心者は、リスクを最小限に抑えながら、着実にスキルを身につけていきましょう。
まとめ
FX初心者は、この5つのポイントを押さえることで、失敗のリスクを最小限に抑えながら、着実にスキルを身につけていくことができます。
- FX初心者は、まずは通貨ペアの基本を理解することが大切!
- メジャー通貨ペアとマイナー通貨ペアの違いを知り、自分に合った通貨ペアを選びましょう。
- 初心者におすすめの5つの通貨ペアは、USD/JPY、EUR/USD、AUD/USD、EUR/JPY、CAD/JPYです!
- それぞれの通貨ペアの特徴を理解し、自分のトレードスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。
- 通貨ペア選びで失敗しないためには、ボラティリティ、スプレッド、経済指標の影響を理解することが必要!
- 自分のリスク許容度に合った通貨ペアを選び、適切なリスク管理を行いましょう。
- 通貨ペア別の分析方法を身につけることで、より効果的なトレードができるよう!
- ファンダメンタルズ分析やデモトレードを活用し、自分に合ったトレード戦略を見つけましょう。
- FX取引を始める前に、リスク管理と資金管理の重要性を理解しておくことが大切!
- 長期的な視点を持ち、常に学ぶ姿勢を忘れずに取り組みましょう。
それでは、自分のトレードスタイル、トレード手法(ロジック)に合った通貨ペアを選び、適切なリスク管理と資金管理を行いながら、長期的な視点を持って、負けないFX取引を心がけていきましょう。