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FX初心者でもすぐ使える!移動平均線のおすすめ設定値&4つの活用法

移動平均線について、こんな悩みありませんか?

  • 移動平均線はよく聞くけど、実際にどう使えばいいの?
  • 移動平均線のパラメーター設定値は何がおすすめなのかわからない・・・
  • チャートに移動平均線を設定しているけど負けてしまう・・・

こういったお悩みを持つFX初心者の方に向けて、この記事では移動平均線の基本から、おすすめの設定値、そして実践的な活用方法までをわかりやすくご紹介していきます。

移動平均線は、トレードの精度を高めるための強力なツールになりますが、正しい使い方を知らないと、かえって損をしてしまうこともあります

そこでこの記事を通して、FX初心者の方が 移動平均線の本質を理解し、自分に合った設定値を見つけ有効に活用できるようになることを目指していきましょう!

目次

FX初心者が知るべき移動平均線の基本

移動平均線ってなに?

移動平均線とは、為替などの値動きの平均値をグラフ化したものであり、移動平均線のパラメーターで設定した期間の始値・終値などの平均値をとり、その値をつないだ線が移動平均線となります。

移動平均線でよく使われるのは、過去20日間や25日間といった期間の終値を平均したもので、チャート上では為替レートの推移と一緒に表示されます。

移動平均線は現在の値動きの位置を相対的に示してくれるので、FX初心者が判断しにくい相場の転換点やトレンドの方向性、強弱を確認するのに役に立ちます。

FX取引で移動平均線がおすすめされているのは何故なの?

FX取引では、価格のトレンド(上昇・下降)を見極めることが重要ですが、ローソク足などだけでは判断が難しいこともあり、そのような場面では移動平均線をおすすめしています。

移動平均線の設定した期間値次第では、相場の方向性も分析することができ、推移する価格が移動平均線より上にあれば上目線(上方向)、下にあれば下目線(下方向)というトレーダーの目線を判断することができます。

また、移動平均線とローソク足の位置関係から、エントリーするタイミングを探ることも可能であり、FXチャートに複数の移動平均線を設定すれば、相場の転換点や強弱もわかりやすくなります。

MT4に移動平均線を設定してみよう

MT4に移動平均線を設定するには以下の手順になります。

  1. MT4画面上の、アイコン一覧「 インディケーターリスト」 をクリック
  2. インディケーターリストのメニューから「トレンド」にカーソルを合わせる
  3. トレンドのインジケーター一覧から「MovingAverage(移動平均線)」をクリック
  4. パラメーター設定画面表示後に、移動平均線の「 期間(日数)の入力」「移動平均の種別の指定」をしよう (期間例:20など)
  5. 適応価格を選択する(基本的にはデフォルトの「Close」)
  6. 「スタイル」で線の色や太さ、種類を選択
  7. 最後に「OK」をクリック して設定完了

チャート上に、期間が違う移動平均線を複数表示 させることもできます。

例えば、期間を5日・25日・75日に設定した3本の移動平均線を使い、 線がクロスするポイントを狙ってレンジ相場からトレンド相場への転換点を狙ってみる。

など、慣れてきたら、自分なりの分析とトレード手法(ロジック)やトレードスタイルを確立してFX取引に臨みましょう。

FX取引に役立つ移動平均線の種類と特徴

FX取引では基本的に単純移動平均線(SMA)を使うのがおすすめ?

FX初心者に先ずおすすめしたいのが、単純移動平均線(SMA) です。

単純移動平均線(SMA)は、パラメーター設定期間内の価格(終値)を単純に平均した値で算出されるため、計算がシンプルで理解しやすいのが特長になります。

例えば、期間設定が10日間の単純移動平均線(SMA)であれば、直近10日間の終値を合計し、10で割った値が線で表示されます。

FX相場の場面や単純移動平均線(SMA)の本数などにもよりますが、右肩上がりであれば上昇トレンド、右肩下がりなら下降トレンド と判断できることもあります。

単純移動平均線(SMA)は、FXチャートにおいて定番な移動平均線なので、先ずは単純移動平均線(SMA)を基準線として活用していき、自分のトレードスタイルやトレード手法(ロジック)に合わせて変えていきましょう。

FX取引で指数移動平均線(EMA)を使うメリットを知ろう

指数移動平均線(EMA) は、過去の価格よりも最新の価格データに重み付けして計算しています。

つまり、 直近の価格変動をより重視 した平均線ということ、そのため指数移動平均線(EMA)は単純移動平均線(SMA)よりも トレンドの変化に早く反応 し、トレードのタイミングを敏感に捉えることができます。

例えば、指数移動平均線(EMA)が上向きに転じたら、トレンドの変化を示唆しているサインと見なせます。(もちろん、騙しの可能性もあります)

単純移動平均線(SMA)と指数移動平均線(EMA)の違いを理解しよう

単純移動平均線(SMA)と指数移動平均線(EMA)の最大の違いは、 当たり前ですが計算方法が違うということです。

単純移動平均線(SMA)が設定した期間の全データ(終値)の平均を取るのに対し、指数移動平均線(EMA)は直近のデータに大きな比重を置くので、その結果、 指数移動平均線(EMA)は単純移動平均線(SMA)よりもチャートに対して短期的な変化を表しやすい のです。

例えば、上の画像の様に設定期間を200日間にした単純移動平均線(SMA)と指数移動平均線(EMA)を比べると、指数移動平均線(EMA)の方がチャートにフィットしているのがわかると思います。

ただし、騙しも多くなるので指数移動平均線(EMA)に振り回されすぎるのも禁物です!

中長期の単純移動平均線(SMA)と短期の指数移動平均線(EMA)を組み合わせたり、複数の単純移動平均線(SMA)を使ってみたり、自分のトレードスタイルやトレード手法(ロジック)に合っている使い方を見つけるのがおすすめです。

移動平均線の特性を理解し、上手に活用していきましょう!

FX初心者におすすめする移動平均線の設定値とその理由

【FX初心者必見】移動平均線のおすすめパラメータ設定値はこれ!

FX初心者におすすめしたい移動平均線の、パラメータ設定値は以下の通りです。

  • 短期移動平均線:5日、10日
  • 中期移動平均線:20日、25日
  • 長期移動平均線:50日、75日、100日、200日

これらの設定値は、短期移動平均線は直近の値動きを敏感に反映し、中期・長期移動平均線はトレンドの方向性を示唆してくれる為、FXトレーダーの間で広く使われている定番の組み合わせです。

上の画像の様に、FX初心者はチャート上に複数の移動平均線を、おすすめ設定値を用いて表示してみましょう。

期間移動平均線の種類主な用途
短期5日、10日直近の値動きを敏感に反映
中期20日、25日トレンドの方向性を確認
長期50日、75日、100日、200日大局的なトレンドを把握

短期・中期・長期の移動平均線を組み合わせる意味ってあるの?

移動平均線を複数組み合わせることで、より精度の高いFX相場への判断が可能 になります。

  • 短期移動平均線:目先の値動きを捉える
  • 中期移動平均線:ある程度の期間のトレンドを把握する
  • 長期移動平均線:大きな流れの変化を知る

例えば、短期移動平均線と中期移動平均線が長期移動平均線を上抜けした場合、上昇トレンドに転じたと判断できる場合があり、逆に短期移動平均線と中期移動平均線が長期移動平均線を下抜けした場合は、下降トレンドに注意が必要です。

FX相場の流れをマルチタイムフレーム(MTF)で捉えることが、エントリーする為の根拠へとつながるのです。

複数の移動平均線を設定したら線の色・太さ・種類を変えてみよう

チャート上に複数の移動平均線を表示させる際は、各線の 色・太さ・種類(実線 or 点線)を変えて設定することが、視覚的に見やすくおすすめです。

例えば、上の画像の様な設定にすると、 各期間の移動平均線を一目で識別できる ようになります。

  • 10日移動平均線:青色・細線1・実線
  • 20日移動平均線:緑色・細線2・実線
  • 75日移動平均線:オレンジ色・中太線・実線
  • 200日移動平均線:赤色・太線・実線

また、このように設定することで、ゴールデンクロスやデッドクロス、パーフェクトオーダーなども、視覚的に捉えやすくなるでしょう。

先ずは、自分が見やすいと感じる色や太さを選んで、オリジナルの設定を試してみましょう。

FX取引で移動平均線を使う4つのおすすめ活用法

【おすすめ活用法①順張り】FX初心者はトレンドフォロー戦略を実践しよう

FX初心者におすすめする移動平均線の使い方が 、「順張り(トレンドフォロー)」 です。

順張り(トレンドフォロー)は、FX相場のトレンド方向に沿って取引することが基本になります。

例えば、上記画像の様にゴールデンクロス(買いシグナル)後に、上昇トレンドが継続すると判断したら、少し戻した地点などで、順張りの買いエントリー(ロング)をする。

ただし、順張りではトレンドが騙しであった際、損失が大きくなるリスクがあるので、 事前に利益確定ラインと損切りラインは必ず設定しましょう。

FX初心者は、先ずはデモトレードや過去相場で、順張り(トレンドフォロー)の検証をしっかりして、トレンドの判断や移動平均線の使い方を身につけましょう。

【おすすめ活用法②逆張り】移動平均線の乖離は常に意識しよう

「逆張り」は、相場が買われすぎや売られすぎと判断してトレンドと逆方向に取引する手法 です。

例えば、 上記画像の様に相場が長期移動平均線などから大きく上に乖離している状況は、買われ過ぎを示唆する売りシグナルと捉えられます。

この様に、逆張りでは移動平均線からの乖離を意識することが重要になります。

ただし、相場の勢いが強い場合は乖離が長期化するケースももちろんあり、 無理な逆張りは順張りよりも大きな損失を招く危険性が高いので、FX初心者の間は取引ロット数を下げたり控えめにしましょう。

先ずはトレンド相場での順張りに慣れ、逆張りはある程度のFXの経験を積んでから取り入れるのがおすすめです。

【おすすめ活用法③パーフェクトオーダー】トレンドの勢いを見極めよう

パーフェクトオーダーは、上記画像の様に複数の移動平均線が期間順に並んでいる状態 であり、相場の強さの表れでもあります。

つまり、上昇トレンドであれば、中期から長期の移動平均線がパーフェクトオーダーが形成されたら、トレンド方向へのエントリーの指標にもなります。

ただし、パーフェクトオーダーはあくまでも順張り(トレンドフォロー)で力が発揮されるということを、忘れないようにしましょう。

パーフェクトオーダーだけを頼りにせず、他のテクニカル分析も合わせてエントリーポイントを見極めることが大切です。

【おすすめ活用法④ゴールデンクロス&デッドクロス】FX相場の転換点を見極めよう

ゴールデンクロスとデッドクロスは、トレンドの転換点を確認するのに使える移動平均線のシグナル です。

中期移動平均線が長期移動平均線を下から上に抜けるのがゴールデンクロス で、 上昇トレンドのサインであり、逆に 上から下に貫くのがデッドクロス で、下降トレンドのサイン です。

移動平均線がクロスするたびに、トレンド相場に変わるわけではないので要注意

ゴールデンクロス=買いシグナル、デッドクロス=売りシグナルは絶対的なものではなく、あくまでも示唆的なものになります。

FXチャートをよく観察し、 ボリンジャーバンドなど他のテクニカル分析も合わせて総合的にトレンド相場を判断できるようになりましょう。

移動平均線の注意点とデモトレードで検証する重要性

FX取引でよくある間違った移動平均線の使い方

移動平均線は、FX取引にとって強力な分析ツールにはなりますが、 「絶対ではない」といことを頭に入れておきましょう。

例えば、値動きが停滞したり、もみ合ったりしているレンジ相場では、移動平均線に翻弄されがちです。

また、 移動平均線の向きだけを見て無理にエントリーするのも危険になり、大切なのは移動平均線を補助線として活用しながら、他のテクニカル分析や指標も含め総合的に判断することになります。

下記が、よくある間違った移動平均線の使い方になります。

  • 移動平均線がゴールデンクロス(デッドクロス)した後の即エントリー
  • 移動平均線の傾きだけでのエントリー
  • レンジ相場で移動平均線に翻弄されている

など、間違った使い方をしている場合は、すぐにやめましょう!

移動平均線のパラメーター設定値選びで気を付けること

FX相場によって最適なパラメーター設定値は異なります

例えば、トレンドが継続しやすい相場では、中長期の移動平均線が有効になり、値動きの荒い相場では、短期と中期の移動平均線を使うのが有効になる場合があります。

つまり、FX相場の特性を見極め、自分の トレードスタイルやトレード手法(ロジック)に合ったパラメーター設定値を選ぶことが大切ということです。

移動平均線を使うなら先ずデモトレードで検証がおすすめ!

FX取引で結果を出すには、 デモトレードでの検証が欠かせません 。

これは移動平均線を使ったトレードでも同様で、先ずは過去のチャートを使って、移動平均線がどのように価格の動きを捉えているかを検証しましょう。

その上で、自分に合ったパラメーター設定値や取引ルールを見つけること が大切!

また、リアルトレードで痛い思いをしないためにも、デモトレードで十分に練習を積むこと が重要になります。

資金管理やメンタル管理の訓練にもなるので、しっかりとデモトレードに取り組み、そこからリアルトレードに移行することをおすすめします。

まとめ

この記事では、FX取引で重要な役割を果たす移動平均線について、初心者の方にもわかりやすく解説してきました。

最後にもう一度、移動平均線を使いこなすための重要ポイントをおさらいしておきましょう。

  • 移動平均線は、FX取引でトレンドを把握するための強力なツールであり、正しく活用することで、取引の精度を大きく高めることができます。
  • 初めはシンプルな単純移動平均線(SMA)から始め、慣れてきたら指数移動平均線(EMA)にもチャレンジしてみましょう。
  • 短期・中期・長期の移動平均線を組み合わせ、色や太さ、種類を変えることで、トレンドをより的確に判断できます。
  • 順張りのトレンドフォロー戦略、逆張り手法、ゴールデンクロスとデッドクロスを意識したトレードなど、移動平均線の活用法はさまざまです。
  • 移動平均線は万能ではないことを頭入れ、他のテクニカル分析や指標と組み合わせて総合的に判断することが大切です。
  • 自分に合った設定値を見つけるには、デモトレードなどで失敗を恐れずにチャレンジし、経験を積んでいくことが上達への近道です。

この記事で学んだことを活かし、移動平均線をマスターしてFX取引に挑みましょう!

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