大陽線・大陰線は「騙し」が9割!?本物だけを見抜く新ルールとインジケーター活用術

FXでチャートを眺めていると、時折ズドンと現れるひときわ大きなローソク足。

こんなもどかしい経験に、あなたも心当たりはないでしょうか?

  • 「来た!トレンド発生だ!」と大陽線に飛び乗ったら、そこが見事に天井で即損切り…
  • 「絶好のチャンスかも?」と大陰線を前に迷っているうちに、価格はあっという間に遥か彼方へ。結局、ただ見送るだけ…

これは決して、あなたのトレードが下手というわけではありません。

相場の大きなチャンスを前にすれば誰もが経験する、とても自然なことなんですよね。

その失敗の根本的な原因は、実はとてもシンプル。

トレンドに繋がる「本物の大陽線」と、トレンドを終わらせる「騙しの大きな足」を、同じものとして見てしまっていることにあります。

この記事を読み終える頃には、あなたはもう無駄な騙しに惑わされることなく、具体的な根拠を持ってトレンドの初動を捉える「新しい自分」にレベルアップできるでしょう。

目次

インジケーターを使う前に知るべき大陽線・大陰線の基礎知識

大陽線・大陰線の基本定義と市場心理

大陽線・大陰線とは、その名の通り、周りのローソク足と比べて実体がひときわ長い陽線と陰線のことですね。

ただ、これは単に価格が大きく動いただけ、というわけではありません。

その裏側には、一方的な買い(あるいは売り)の圧力によって、反対勢力がついに降参した(損切りさせられた)という、いわば「市場の決着」ともいえる心理が隠されています。

  • 大陽線
    • 非常に強い買い意欲の表れです。売り勢力が弱まり、「この後も買いの勢いが続く可能性が高い」ことを示唆しています。
  • 大陰線
    • こちらは強い売り意欲の表れになります。買い勢力が弱まり、「売りの勢いが続く可能性が高い」というサインです。

この背景にある市場参加者たちの心理を理解することが、大陽線・大陰線を攻略する最初の第一歩となるでしょう。

なぜ多くのトレーダーはこのサインで失敗するのか?

これほど分かりやすいサインなのに、多くのトレーダーがなぜか失敗してしまう…

不思議に思いませんか?

これには、よくある典型的な失敗パターンが存在します。

  • 失敗①天井掴み・底叩き
    • トレンドの終盤に出てくる「最後の打ち上げ花火」のような勢いだけの足に釣られてエントリー。直後の大反転に巻き込まれてしまう、とても悔しいパターンです。
  • 失敗②レンジ相場での消耗戦
    • 方向感のないレンジ相場では、上下に意味のない大陽線・大陰線が頻発しますよね。その一つ一つに翻弄されて、気づけば損失だけが積み重なっている…ということもあります。
  • 失敗③恐怖による機会損失
    • 過去の失敗がトラウマになって、今度こそ本物かもしれない絶好のチャンスを目の前にしても、「また騙されるかも…」と体がすくんでエントリーできない。結局、指をくわえて見送るしかなくなってしまうのです。

大陽線・大陰線を使ったトレードは難しい?インジケーターの限界とは

【失敗の原因】全ての大きい足を「同じ」に見ていること

先ほど挙げた失敗パターンに共通する根本的な原因、それは…

トレンドに繋がる「本物の大陽線」と、ただのノイズで終わる「騙しの大きな足」を、同じものとして見てしまっていること、これに尽きるのです。

見た目の勢いが良くても、そのローソク足一本がトレンドの始まりを告げる「号砲」なのか、それともトレンドの終わりを告げる「断末魔」なのか。

この違いを見極められない限り、大陽線・大陰線のトレードで安定して勝ち続けるのは難しいと言えるでしょう。

一般的なインジケーターの限界と注意点

「では、その見極めをインジケーターに任せればいいのでは?」

確かに、そう考えますよね。

しかし、残念ながら一般的なインジケーターにも、この問題を解決できないいくつかの限界が存在するのです。

遅延(ラグ)の問題

例えば、多くの方が使う移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロス。

これはとても有名なサインですよね。

しかし、構造上どうしても価格の実際の動きよりも反応が遅れてしまう、という弱点があります。

サインに気づいてエントリーした頃には、トレンドの”一番おいしい部分”はもう終わってしまっていた…なんてことも少なくありません。

主観の問題

相場の骨格を捉えるダウ理論のような本質的な分析はどうでしょうか?

これは非常に強力な反面、「どこを重要な高値や安値と判断するのか?」という点に、明確な答えがありません

結局、判断の基準が自分の中にしかないため、「これで合っているのだろうか…」という不安が常につきまとうはずです。

特に初心者の方にとっては、この”裁量の壁”がとても高く感じられるでしょう。

大陽線・大陰線を検知するインジケーター「Pipser」

判断のブレをなくす「平均値」という客観的基準

では、どうすれば「本物」と「騙し」を見極められるのでしょうか。

ここで一度、見方を変えてみましょう。

主観に頼った「大きい」という曖昧な判断をやめて、「過去のローソク足の平均値と比べて、統計的に大きいか?」という客観的な基準を持つこと

これこそが、騙しを見抜くためのスマートな解決策なのです。

「Pipser」の機能と最大の強み

その客観的な視点を、あなたのチャートに実装してくれる心強い味方が、今回ご紹介するインジケーター「Pipser」。

Pipserは、相場に大きな動きがあった瞬間をアラートで知らせてくれる、とてもシンプルなツールなんです。

ただ、このインジケーターが本当に賢いのは、ここから。

Pipserは、単に大きい足を見つけるわけではありません。

サブウィンドウに表示されるのは、ローソク足の実体の長さを表すバー。

そして、そのバーの「平均的な大きさ」を黄色い線で示してくれます。

さらに、その平均値を指定した倍率で掛け合わせたピンクの「基準線」が引かれており、バーがこのピンクの線に触れた瞬間、つまり「平均を大きく超える、統計的に意味のある動きが起きた」と判断され、あなたにだけそっとサインを教えてくれる、というわけですね。

あなたの主観や感情が入り込む隙はなく、「相場が本当に動き出した瞬間」だけを、冷静に捉えることができるようになるでしょう。

Pipserを無料で受け取るには?

ダウンロードするときに、必ず「Pipser」の使い方・矢印サインの条件などを確認して下さい

【注意点

  • ダウンロードしたインジケーターの使用によって生じたいかなる不具合や損失に対しても、当方は一切の責任を負いません。
  • プログラム改変等についてのお問い合わせは一切お受けしていません。
  • このインジケーターは個人的に使用する目的で作ったものです。不具合の起きる可能性があることを承知の上、ご利用ください。

大陽線・大陰線の「出現サイン」を利益に変える!実践トレード術

ここでは、いよいよPipserを実際に使って、トレードで利益を上げていくために、4つのステップに分解して丁寧に解説していきますね。

STEP
【環境認識】長期足で相場の大きな流れを把握する

これは他の記事でも毎回言っていますが、まず何よりも先に、日足や4時間足といった長期足で、相場全体の大きな流れを把握しましょう。

これはFXの基本中の基本であり、トレードの土台を築く作業になります。

「大きな流れに逆らわない」

たったこれだけのことを徹底するだけで、あなたのトレードは驚くほど安定するはずですよ。

STEP
【エントリー準備】「Pipser」のアラートを待つ

次に、1時間足や15分足といった、あなたが実際にトレードする時間足にチャートを切り替えます。

そして、STEP1で確認した長期足のトレンド方向と、同じ向きの「Pipser」のアラートだけを待ちましょう

例えば、長期足が誰の目にも明らかな上昇トレンドなのであれば、下向きのアラート(大陰線)はすべて無視してください。

上向きのアラート(大陽線)だけを、じっくりと待つのです。

STEP
【エントリー判断】複数の根拠を重ねて「騙し」を見抜く

「アラートが出た=即エントリー」は絶対にNGです。

これが、騙しを回避し、あなたの大切な資金を守るための最重要ルールになります。

アラートが出たら、そのポイントが、以下の様な他のテクニカルな根拠と重なっているかを必ず確認する癖をつけましょう。

  • 良いエントリー例(根拠が複数重なる場合
    • 意識されているサポートラインやレジスタンスラインの近くで反発しているか?
    • 一つ前の山の安値や高値など、過去に意識された価格帯(底値、天井値)か?
    • 長期の移動平均線に下支えされているか?

このように複数の根拠が重なったポイントこそ、優位性の高いエントリーポイントと言えるのです。

  • 見送るべき例(騙しの場合)
    • 根拠となるサポートラインなどが近くに何もない、チャートの真ん中でアラートが出ていないか?
    • 相場全体が方向感のないレンジ相場の中ではないか?

このような優位性の低い場面でのエントリーは、きっぱりと見送りましょう。

闇雲にエントリーしないことが、結果的に騙しを回避することに繋がるというわけですね。

STEP
【決済】損切りと利益確定を同時に設定する

エントリーの根拠が固まったら、注文と同時に、必ず「損切り(ストップロス)」と「利益確定(テイクプロフィット)」の注文を入れましょう

  • 損切り(SL)
    • サインの根拠となった大陽線・大陰線の少し外側(買いなら安値の少し下、売りなら高値の少し上)に設定するのが基本です。
  • 利益確定(TP)
    • まずは直近の目立つ高値や安値を第一目標にするのが良いでしょう。あるいは、損切り幅に対して1.5倍~2倍の値幅(リスクリワード)を狙うなど、ご自身のルールを事前に決めておくことが大切です 。

大陽線・大陰線を検知するインジケーターで勝ち続けるための重要ルール

どんなに優れた手法やツールを手に入れても、それを使うトレーダー自身の規律がなければ宝の持ち腐れになってしまいます。

最後に、大陽線・大陰線のサインを活かして、FXの世界で長く勝ち続けるための重要なルールと心構えをお伝えしますね。

資金管理の徹底

まず最も大切なのが、あなたの資産を守るための資金管理です。

  • 1回のトレードにおける最大損失額を、総資金の1%以内や2%以内など、自分の中で明確に決めておきましょう。
  • 「1日に〇〇円以上負けたら、その日は潔くトレードを終える」といった、1日の最大損失額を設定することも非常に有効な手段です。

エントリー基準の明確化

感情に任せたトレードをなくすため、エントリーの基準を厳格にルール化する必要があります。

  • 「Pipserのアラート+水平線での反発」といったように、エントリーの根拠を事前に定義してください。
  • その条件を一つでも満たさない場合は、どんなに惜しく感じても決してエントリーしないという鉄の規律を持ちましょう。

心理面のコントロール

FXはメンタルが9割、と言われることもあります。

冷静な判断力を保つための心構えも重要ですね。

  • 損切りを躊躇してはいけません。「もう少し待てば戻るかも…」という淡い期待は、大きな損失に繋がる元です。ルール通り、機械的に実行しましょう。
  • 勝ちが続いた後の過信や、負けが続いた後の「取り返してやる!」という焦りは禁物です。常に平常心でチャートと向き合うことを心がけてください。

継続的な学習と分析

勝ち続けるトレーダーは、例外なく学び続けています。

  • 日々のトレード記録をつけ、定期的に自分の取引を振り返ることをおすすめします。なぜ勝てたのか、なぜ負けたのかを分析することで、あなたの戦略はさらに洗練されていくでしょう。
  • 市場は常に変化するものです。自分の戦略を市場に合わせて、柔軟に調整していく姿勢も大切になります。

まとめ

最後に、この記事で解説してきた重要なポイントを振り返っておきましょう。

  • 大陽線・大陰線は「市場の決意表明」であり、その裏にある市場心理を理解することが大切です。
  • 失敗の多くは、本物のサインと騙しを同じものとして見てしまうことから起こります。
  • インジケーター「Pipser」は、「平均値」との比較によって、統計的に意味のある大陽線・大陰線だけを客観的に検知できます。
  • 成功の鍵は「Pipserのアラート+複数のテクニカル根拠」を組み合わせ、優位性の高いポイントに絞ってエントリーすること。
  • 厳格なルールと資金管理なくして、長期的な成功はあり得ません。

もう、感覚や感情に任せてエントリーポイントで迷うのは、今日で終わりにしてください。

この記事でお伝えした考え方とツールが、これからのあなたのトレードにとって、心強い味方になってくれるはずです。

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