FX初心者がまずやること!取引開始までの準備&基本を徹底解説
こんな悩みを抱えているFX初心者の方が多いのでは?
- FXを始めたいけど、まずやることはあるの?
- FX取引の仕組みが複雑そうで、理解できるか不安・・・
- 口座開設に必要なものとかある?
FXは、インターネットを通して世界中の通貨を売買する取引方法です。
少額の資金で、レバレッジ次第では大きな取引が可能な一方で、リスクも高いため、FX初心者には難しいイメージがあると思います。
しかし、FXについての正しい知識と取引開始までの準備をすれば、初心者でもFXを安全に始められます。
この記事では、FX初心者が取引開始までにまずやること、
- 取引の仕組みの理解
- 口座開設の手順
- 必要な初期資金
- 取引プラットフォームの準備
- デモトレードの活用方法
について徹底的に解説していきます。
この記事を読んで、FXの基本をしっかりと学び、自信を持って取引をスタートしましょう!
【まずやること①】FX初心者は取引の仕組みを理解しよう
FX取引の基本的な仕組み
FX取引とは、外国為替証拠金取引の略称で、通貨ペアを売買することで利益を得る取引方法です。
例えば、ドル円(USD/JPY)という通貨ペアで取引する場合、米ドルを買って円を売る、または米ドルを売って円を買うことになります。
FXでは、通貨の価値が変動するのを予測して、価格が上がると思ったら買い、下がると思ったら売ります。
その価格変動によって生じた差額が、利益(または損失)になるということです。
初心者が理解しておきたいFXのメリット&デメリット
FX取引のメリットは、24時間取引ができること(FX会社によります)、少額の資金でレバレッジ次第で大きな取引が可能なこと、売り買い両方向からの取引で利益を狙えることなどが挙げれます。
一方、デメリットとしては、レバレッジによるリスクの高さ、為替変動の予測の難しさ、スプレッドによるコストなどがあります。
FX初心者は、このメリットとデメリットをしっかり理解した上で、自分に合った取引スタイルを見つける必要があります。
FX初心者が勘違いしやすいレバレッジってなに?
レバレッジとは、証拠金に対して何倍の取引ができるかを表す倍率のことです。
例えば、証拠金が10万円で、レバレッジが10倍の場合、100万円分の取引が可能になります。
これにより、少ない資金で大きな利益を狙うことができますが、同時に大きな損失を被るリスクも高くなります。
FX初心者は、レバレッジの仕組みを正しく理解し、自分のリスク許容度に合ったレバレッジ設定で取引を行うことが重要です。
FXを始めるのに、まずやること①は、取引の基本的な仕組みを理解することが何よりも大切!
通貨ペアの売買による利益の出し方、メリットとデメリット、レバレッジの特徴などを把握して、自分に合った取引スタイルを見つけましょう。
FX初心者の段階から正しい知識を身につけ、リスクを管理しながら取引に臨むことが、FXで成功するための第一歩です。
【まずやること②】FX会社で口座開設に必要なものと手順を知ろう
FX会社の選び方と口座の種類がある?
FX取引を始めるには、まずFX会社を選び、口座開設を行う必要があります。
FX会社選びでは、信頼性、手数料の低さ、取引プラットフォームの使いやすさ、サポート体制などを総合的に判断しましょう。
また、取引口座の種類としては、「デモ口座」と「リアル口座」があり、まずはデモ口座で練習を積んでから、リアル口座での取引に移行するのがおすすめです。
FX初心者は口座開設に必要な本人確認書類の準備をしよう
FX取引口座を開設するのに、まずやることは口座開設時にFX会社に提出する必要があり、本人確認書類を提出する為の準備になります。
一般的に必要な書類は、マイナンバーカード(もしくは運転免許証、パスポート、住民票、健康保険証など)です。
また、FX口座開設の際には、個人情報の登録や取引目的なども記入します。
この口座開設に関しては、銀行や株式投資の口座開設とあまり変わりありませんので、FX初心者は、必要書類を事前に準備して、正確な情報を提出できるようにしておきましょう。
初心者でもすぐできる!FX取引口座開設までの流れ
口座開設の流れは、FX会社によって多少異なりますが、基本的には以下の手順になります。
- FX会社のウェブサイトにアクセスし、新規口座開設ページを開く
- 必要事項を入力し、本人確認書類をアップロード
- 口座開設審査(3~7営業日程度)
- 審査通過後、取引に必要な証拠金を入金
- 取引開始
オンラインの中で完結する手続きがほとんどなので、FX初心者でもスムーズに口座開設ができます。
ただし、口座開設後は、取引ルールやリスク管理について十分に理解してから、実際に取引を開始しましょう。
FX取引を始めるのに、まずやること②は、信頼できるFX会社を選び、口座開設を行うことです。
FX会社選びでは、自分の取引スタイルやトレード手法(ロジック)に合ったところを見つけ、必要な書類を準備して、正確な情報を提出しましょう。
口座開設後は、デモ口座で取引の練習を積み、リスク管理について理解を深めてから、リアル口座での取引に移行するのがおすすめです。
FX初心者は、慎重に準備を進めることで、スムーズにFX取引をスタートできます。
【まずやること③】FX初心者は取引に必要な初期資金について考えよう
最低取引単位と証拠金ってなに?
FX取引を始める前に理解しておくべき重要なことが、最低取引単位と証拠金です。
- 最低取引単位:FXで取引できる最小の通貨量で、多くの場合、1,000通貨単位(0.1ロット)が最小単位(FX会社や取引口座、または通貨ペアによって変わります)
- 証拠金:取引を行うために必要な担保となる資金で、取引金額の一部を預けることで取引が可能
証拠金の計算方法は以下の通りです。
通貨ペアの為替レート×通貨単位÷レバレッジ
レバレッジ | 取引金額 | 必要証拠金 |
---|---|---|
100倍 | 1000通貨 | 約1,500円 |
25倍 | 1000通貨 | 約6,000円 |
1倍 | 1000通貨 | 約15万円 |
FX初心者におすすめの初期資金額
FX初心者におすすめの初期資金額は、自身の経済状況や取引スタイルによって異なりますが、一般的には10万円前後が目安になると思います。
この金額があれば、余力を持って小さなロット数で取引を始められ、リスクを抑えながら経験を積むことができると思います。
FX初心者は、資金の1~2%の金額で取引を始めて、取引スタイルやトレード手法(ロジック)次第で徐々に資金を増やしていくのが賢明です。
また、初期資金の全てを取引に使うのではなく、損失に備えて一部は確保しておくことも大切です。
FX初心者が失敗しがちな資金管理の重要性
FX取引で成功するには、適切な資金管理が欠かせません。
例えば、FX初心者が陥りがちな失敗とその対策は、以下のような感じになります。
- 失敗例1:一回の取引に資金の大半を投入 → 大損につながるリスクが高い
- 対策:資金の1〜2%程度を一回の取引に使う
- 失敗例2: 感情的になって、負けを取り返そうと無理な取引を続ける
- 対策:冷静な判断を心がけ、取引ルールやトレード手法(ロジック)を厳守する
この例えをもとに、FX初心者は、以下の点を意識して資金管理を行いましょう。
- 一回の取引金額を制限:資金全体への影響を最小限に抑える(資金の1~2%)
- 取引ルールの厳守:感情に流されない、冷静な判断を心がける
FX取引を始めるのに、まずやること③は、最低取引単位と証拠金の理解、初期資金の適切な準備、資金管理の重要性を認識です。
自分の経済状況に合わせて無理のない資金を用意し、一回の取引金額を制限するなど、ルールを決めて厳守しましょう。
これらを意識することで、初心者でもFX取引を安全にスタートできるはずです。
【まずやること④】FX取引に使うツールと環境を整えよう
取引プラットフォームMT4とチャートの見方
FX取引を始める上で欠かせないのが、取引プラットフォームで、FX初心者におすすめなのが、多くのFXトレーダーが使っているMetaTrader 4(MT4)です。
MT4は、多くのFX会社で採用されており、直感的な操作性とカスタマイズ性の高さが特徴になります。
MT4では、通貨ペアのチャートを表示し、トレンドラインやテクニカル指標を活用して分析を行うのですが、FX初心者は、チャートの基本的な見方を理解し、トレンドラインや平行ラインの引き方、移動平均線やボリンジャーバンドなどの代表的な指標の使い方を学ぶことが大切です。
またMT4での分析や取引練習は、デモ口座で行うことをおすすめしています。
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の必要性と違い
FXで利益を上げるには、取引する通貨ペアの価格変動を予測する必要があり、そのための分析方法として、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の2つがあります。
テクニカル分析は、ローソク足の形やチャートパターン、トレンドラインや平行ライン、インジケーターなどを使って価格の動きを分析する手法で、過去の価格推移を参考に動きを予測します。
一方、ファンダメンタルズ分析は、経済指標や政治・経済イベントなどの影響を分析し、通貨ペアの本質的な相場の方向を判断します。
FX初心者は、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の基礎を学び、自分に合った手法を見つけることが重要です。
FX初心者は経済ニュースと経済指標カレンダーを毎日確認しよう
FXの価格は、経済ニュースや経済指標の発表に大きく影響を受ける為、FX初心者は、経済ニュースと経済指標カレンダーを毎日確認する習慣をつけましょう。
主要な経済指標には、GDP、雇用統計、金利などがあり、これらの発表時には、通貨の価格が大きく変動することがあるため、注意が必要です。
FX初心者は、重要な経済イベントの時間帯を把握し、それに合わせて取引計画を立てることがおすすめで、相場に大きな影響がある経済ニュースや経済指標の発表時は、急変動するリスクがあるため、取引を控えるのもFXトレーダーにとって欠かせないスキルの一つになります。
経済指標カレンダー参考サイト
Yahoo!ファイナンス
FX取引を始めるのに、まずやること④は、取引プラットフォームはMT4で、デモ口座で操作方法を練習して、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の基礎を学び、自分に合った手法を探すことです。
さらに、経済ニュースと指標カレンダーを毎日チェックし、重要イベントの時間帯を把握しておくことが、安全で負けない取引につながります。
FX初心者は、これらのポイントを押さえて、FX取引の環境を整えていきましょう。
【まずやること⑤】 FX初心者はデモトレードで練習しよう
FX初心者がデモトレードを活用する方法は?
FX初心者にとって、デモトレードはすごくおすすめの練習方法です。
デモトレードは、言葉の通りですが仮想の通貨を使って実際の取引環境を体験できる機能で、多くのFX会社が提供しています。
FX初心者は、デモトレードを利用して、取引プラットフォームMT4の操作方法、チャートの見方、注文方法などを学び、そこで色々な戦略を試し、リスク管理など一通り実践してみましょう。
デモトレードでは、失敗しても実際の資金を失うことはないため、安心して練習に取り組めますので、FX初心者は、デモ口座で十分に練習を積み、自信がついてから実際のリアル口座取引に移行するのがおすすめです。
MT4チャートに通貨ペアを設定してみよう
FX初心者がデモトレードを始める際は、まずMT4チャートに通貨ペアを設定することから始めてください。
MT4の上部にアイコン一覧があるので、左上から「新規チャートの作成」をクリックして、取引したい通貨ペアを選択しましょう。
例えば、人気の通貨ペアは、USD/JPY(ドル円)、EUR/USD(ユーロドル)、GBP/USD(ポンドドル)などで、クロス円やドルストレートと呼ばれるものです。
通貨ペアを選択したら、上のアイコン一覧から「ローソク足」をクリックして、チャートをローソク足表示に変えて観察してみましょう。
ローソク足は、通貨の価格推移を表しているのはもちろん、その時間軸での売り買いの強さなど色々なことが読み取れますので、FX初心者は、ローソク足の基本的なパターンを学び、先ずはトレンドやレンジの見方を理解することが大切です。
FX初心者が絶対に覚えないといけないリスク管理とは?
FX取引で成功するには、適切なリスク管理が欠かせませんので、FX初心者が絶対に覚えておくべきリスク管理の方法をまとめてみました。
- 一回の取引に投入する金額を制限する:資金全体の1〜2%程度に抑えることが理想的です。
- ストップロス(損切りポイント)を設定する:損失が拡大しないように、事前に損切りポイントを決めておきましょう。
- 感情に流されない:欲張って大きな儲けを狙いすぎたり、負けトレードでの損失を取り返そうとしたりしないことが大切です。
FX初心者は、デモトレードでこれらのリスク管理方法を徹底的に練習し、自分なりのルールを確立することが重要です。
FX取引を始めるのに、まずやること⑤は、デモトレードでMT4チャートに通貨ペアを設定し、ろうそく足の観察から始めましょう。
また、デモトレードでは同時にリスク管理の方法を実際に試していき、一回の取引金額の制限、ストップロスの設定、感情コントロールなどを徹底的に練習し、自分なりのルールを確立しましょう。
これらを意識して取り組むことで、FX取引を安全にスタートできるはずです。
まとめ
最後に、FX初心者がまずやることをまとめると、以下の5つのポイントが重要になってきます。
- FX取引の基本的な仕組みを理解し、メリットとデメリットを把握する
- 信頼できるFX会社を選び、必要書類を準備して口座開設を行う
- 自分の経済状況に合った初期資金を用意し、適切な資金管理方法を学ぶ
- MT4などの取引プラットフォームの使い方を習得し、分析手法の基礎を身につける
- デモトレードで十分に練習を積み、リスク管理のルールを確立してからリアル口座取引に移行する
この5つのステップを踏まえて、FXの基本を徹底的に学ぶことが、FX初心者が安全に取引を始めるための鍵となります。
焦らず、まずやること①~⑤をこなして、着実に取引開始までの準備を進めていきましょう!