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三角持ち合いはどっちに動く?勝率UPするコツとエントリーポイント大公開【トライアングルフォーメーション】

FXトレーダーの皆さん、三角持ち合いパターンに遭遇したとき、「どっちに動くんだ?」と頭を悩ませていませんか?

このチャートパターンは、大きな利益のチャンスを秘めていますが、同時に「だまし」のリスクも潜んでいます。

  • 上昇・下降・対称、それぞれの三角持ち合いの特徴は?
  • ブレイクアウトの方向をどう予測すればいい?
  • リスクを抑えつつ、最大限の利益を得るには?

こんな疑問が浮かぶのも当然です。

この記事では、FXの三角持ち合いパターンを徹底解析し、勝つためのエントリー方法をご紹介します。

チャートの見方から心理分析、実践的なトレード戦略まで、幅広く解説していますよ!

三角持ち合いを味方につけて、FXトレードの精度を上げたい方は、ぜひ最後までお読み下さい。

目次

FXの三角持ち合い(トライアングルフォーメーション)とは?その基本概念と特徴

FX初心者にもわかる三角持ち合い(トライアングルフォーメーション)の定義

FX取引において、三角持ち合いは重要なチャートパターンの一つです。

このパターンは、価格の変動が徐々に収束していく様子を表しており、上限と下限の2本のトレンドラインで形成されます。

これらのラインは、時間の経過とともに一点に収束していくため、三角形のような形状になることから「三角持ち合い」と呼ばれているのです。

三角持ち合いは、買い手と売り手の力が拮抗している状態を示しており、大きな値動きの前の「静けさ」とも言えるでしょう。

三角持ち合いは、次の大きな価格変動の前触れとなることが多く、FXトレーダーにとって重要な判断材料になります。

見極めたい!FXの三角持ち合い(トライアングルフォーメーション)の種類(上昇・下降・対称)

三角持ち合いには主に3種類があります。

  1. 上昇三角持ち合い
    • 上側のラインが水平で、下側のラインが右上がり。一般的に上昇トレンドの継続を示唆します。
  2. 下降三角持ち合い
    • 下側のラインが水平で、上側のラインが右下がり。通常、下降トレンドの継続を示唆します。
  3. 対称三角持ち合い
    • 上側と下側のラインがほぼ同じ角度で収束。上昇・下降どちらの方向にもブレイクアウトする可能性があります。

これらのパターンを見極めることで、次の価格の動きを予測する手がかりを得ることができるでしょう。

【チャートパターン】三角持ち合い(トライアングルフォーメーション)の見方

三角持ち合いを正確に識別するには、以下のポイントに注目しましょう!

  1. 時間軸
    • 通常、数週間から数ヶ月にわたって形成されます。
  2. タッチポイント
    • 少なくとも4回以上(上下各2回ずつ)のタッチポイントがあることが理想的です。
  3. ボリューム
    • パターン形成中は通常、取引量が減少傾向にあります。
  4. ブレイクアウト
    • 三角形の頂点に近づくにつれ、価格がどちらかの方向に大きく動き出す(ブレイクアウトする)ことが多いです。
  5. ロールリバーサルの確認
    • ブレイクアウト後、一度元の三角形内に戻ってから再度ブレイクアウト方向に動く「ロールリバーサル」が見られることがあります。

三角持ち合いを正確に識別し、その特徴を理解することで、FX取引における重要な判断材料となります。

ただし、他の指標や相場環境も考慮に入れ、総合的に判断することが重要です。

このパターンを活用することで、より精度の高いエントリーポイントを見つけ出すことができるでしょう。

FXで三角持ち合い(トライアングルフォーメーション)が形成される理由を知ろう

FX相場の心理と三角持ち合い(トライアングルフォーメーション)の関係

FX相場における三角持ち合いの形成は、トレーダーの心理状態を反映しています。

三角持ち合いの形成中は、買い手と売り手の力が拮抗し、FX相場参加者の間で不確実性が高まっているのです。

上値と下値の抵抗線に挟まれた価格帯で取引が繰り返されるうちに、FXトレーダーの心理は徐々に慎重になっていくでしょう。

多くのトレーダーが次の大きな動きを予測しようと試みますが、確信が持てないため、ポジションの規模を小さくしたり、新規のエントリーを控えたりする傾向があります。

この心理的な緊張状態が、三角持ち合いパターンの形成につながるのです。

さらに、三角持ち合いの形成中にはファンダメンタルズの変化を待つトレーダーも多く、新たな経済指標やニュースの発表を見据えて様子見の姿勢を取ります。

この待機状態が、価格変動の収束をさらに強める要因となるでしょう。

FXにおける供給と需要のバランス

三角持ち合いは、FX相場における供給と需要のバランスが一時的に均衡状態にあることを示しています。

上昇トレンド中に形成される三角持ち合いでは、徐々に高値を切り下げる売り圧力と、下値を切り上げる買い支えの力が拮抗しているのです。

一方、下降トレンド中の三角持ち合いでは、売り圧力が継続する中で、徐々に強まる買い支えの力が見られ、この供給と需要のせめぎ合いが、価格を徐々に狭い範囲に押し込めていきます。

重要なのは、この均衡状態が永続的なものではないということで、やがてどちらかの力が優勢になり、価格が大きく動き出す(ブレイクアウトする)きっかけとなるでしょう。

トレンド転換点としての三角持ち合い(トライアングルフォーメーション)

三角持ち合いは、トレンドの継続示唆や転換点として機能しています。

特に、長期的なトレンドの終わりに形成されることが多く、FX相場参加者の間で現在のトレンドに対する疑念が生じていることの示唆です。

上昇トレンドの終わりに形成される三角持ち合いでは、買い手の勢いが弱まり、売り手が徐々に力を増していく様子が見て取れます。

逆に、下降トレンドの終わりでは、売り圧力が弱まり、買い手が徐々に自信を取り戻していく過程が観察できるでしょう。

三角持ち合いがブレイクアウトする方向によって、次のトレンドの方向性が示唆されることが多いため、FXトレーダーにとって重要な判断材料となります。

ただし、ブレイクアウトの「だまし」にも注意が必要です。

三角持ち合いの形成理由を理解することで、FXトレーダーは相場の状況をより深く洞察し、次の大きな動きを予測する手がかりを得ることができます。

この知識を活用し、適切なエントリーポイントを見極めることで、より効果的なトレードが可能となるでしょう。

FXの三角持ち合い(トライアングルフォーメーション)はどっちに動く?その予測方法

【三角持ち合い(トライアングルフォーメーション)はどっちに動く?】ブレイクアウト方向の見極めポイント

三角持ち合いのブレイクアウト方向を予測するには、いくつかの重要なポイントがあります。

先ず、前のトレンドの方向性を確認しましょう。

一般的に、三角持ち合いは前のトレンドを継続する形でブレイクアウトする傾向があります。

次に、三角形の形状に注目します。

上昇三角形は上向きに、下降三角形は下向きにブレイクアウトしやすく、対称三角形の場合は、より慎重な分析が必要です。

さらに、ボリューム指標も重要です。

ブレイクアウト時に取引量が増加すれば、その方向への動きが本物である可能性が高まります。

最後に、他の技術指標やファンダメンタル要因も考慮に入れてみましょう!

例えば、移動平均線やRSIなどの指標、さらには重要な経済指標の発表なども、ブレイクアウトの方向性に影響を与える可能性があります。

【三角持ち合い(トライアングルフォーメーション)はどっちに動く?】ボラティリティとトレンドの関係性

三角持ち合いのパターン形成中は、通常ボラティリティ(価格変動の大きさ)が低下します。

しかし、ブレイクアウト時にはボラティリティが急激に上昇することが多いのです。

ボラティリティの変化を観察することで、ブレイクアウトの時期やその強さを予測できる可能性があります。

例えば、ボラティリティが極端に低下した後、急激に上昇し始めたら、ブレイクアウトが近いサインかもしれません。

長期的なトレンドとの関係性も重要!

強い上昇トレンド中に形成された三角持ち合いは、上方向へのブレイクアウトの可能性が高くなり、下降トレンド中の三角持ち合いは、下方向へのブレイクアウトが予想されるでしょう。

ただし、トレンドの転換点になる可能性もあるため、常に複数の指標を組み合わせて総合的に判断することが重要です。

【三角持ち合い(トライアングルフォーメーション)はどっちに動く?】ブレイクアウトの「だまし」を見抜く方法

三角持ち合いのトレードで最も注意すべきは、偽のブレイクアウト「だまし」です!

これは、価格が一時的に三角形のラインを突破するものの、すぐに元の範囲内に戻ってしまう現象になります。

「だまし」を見抜くためには、以下のポイントに注目しましょう。

  1. ボリューム
    • 本物のブレイクアウトでは、通常取引量が大幅に増加します。ボリュームの裏付けがない突破は要注意です。
  2. ブレイクアウトの強さ
    • 本物のブレイクアウトは、通常力強く、大きな値動きを伴います。弱々しい突破は「だまし」の可能性があります。
  3. 時間帯
    • 重要な経済指標の発表直前や、取引量の少ない時間帯のブレイクアウトには注意が必要です。
  4. ロールリバーサル
    • 本物のブレイクアウトでは、突破したラインへの「ロールリバーサル」(戻り)が見られる場合があります。このロールリバーサルで元のラインが支持/抵抗線として機能すれば、ブレイクアウトの信頼性が高まります。
  5. その他の指標
    • 移動平均線やRSIなど、他の技術指標とも矛盾がないか確認しましょう。

これらのポイントを総合的に判断することで、「だまし」のリスクを軽減し、より精度の高いトレードが可能になります。

三角持ち合いのパターンを活用する際は、常に慎重な分析と判断が求められるでしょう。

三角持ち合い(トライアングルフォーメーション)を活用するFXトレード戦略

【FXトレード戦略】三角持ち合い(トライアングルフォーメーション)ブレイクアウト後のエントリーポイント

三角持ち合いからのブレイクアウトを利用したFXトレードでは、エントリーポイントの選択が重要です。

一般的に、以下の2つの方法が考えられます。

  1. 即時エントリー
    • ブレイクアウトと同時にポジションを取る方法です。この戦略は、大きな値動きの初期段階を捉えられる可能性が高いですが、偽のブレイクアウトのリスクもあります。
  2. ロールリバーサルの確認後のエントリー
    • ブレイクアウト後、価格が一度三角形のラインに戻って、「ロールリバーサル」を待ってからエントリーする方法です。この方法は、ブレイクアウトの信頼性を確認できますが、大きな値動きの一部を逃す可能性があります。

どちらの方法を選択するかは、個人のリスク許容度やFX相場状況によって判断しましょう。

また、ボリュームの増加や他のテクニカル指標との整合性を確認することで、エントリーの精度を高めることができます。

【FXトレード戦略】三角持ち合い(トライアングルフォーメーション)でのリスク管理とストップロスの設定法

三角持ち合いを利用したFXトレードでは、適切なリスク管理が不可欠です。

ストップロスの設定は、以下のような方法が考えられます。

  1. 三角形の反対側
    • ブレイクアウトと逆側の三角形のラインにストップロスを設定します。これは、ブレイクアウトが失敗した場合に素早く損切りができる利点がありますが、若干狭いストップロスになる可能性があります。
  2. 直近の高値/安値
    • ブレイクアウト方向と逆の直近の高値(下方ブレイクの場合)または安値(上方ブレイクの場合)にストップロスを設定します。これにより、より広いストップロスが得られますが、リスクも大きくなります。

リスク管理では、一回のトレードで失うリスクを口座残高の1-2%以内に抑えることが重要になります。

【FXトレード戦略】三角持ち合い(トライアングルフォーメーション)での利確ポイントの決め方

三角持ち合いを使ったFXトレードでの利確ポイントの設定には、以下のような方法があります。

  1. 三角形の高さを利用
    • 三角形の最も広い部分の高さを測定し、その距離をブレイクアウトポイントから伸ばした地点を利確目標とします。これは、理論的な値動きの目標を示していますが、必ずしもFX相場がこの通りに動くとは限りません。
  2. フィボナッチ・リトレースメント
    • ブレイクアウト前のトレンドの高値と安値を使ってフィボナッチ・リトレースメントを引き、それぞれのレベルを利確ポイントとして使用します。
  3. 前のトレンドの高値/安値
    • ブレイクアウト前のトレンドの極値を利確目標とする方法です。これは、FX相場の過去の反応点を考慮しているため、現実的な目標となることが多いです。
  4. トレイリングストップ
    • 利益が出始めたら、徐々にストップロスを利益方向に移動させていく方法です。これにより、トレンドが続く限り利益を追求できます。

どの方法を選択するかは、個人のトレードスタイルやリスク許容度、そしてFX相場状況に応じて判断しましょう。

また、部分的に利益確定を行い、残りのポジションでさらなる利益を狙うという戦略も効果的です。

三角持ち合いを活用したFXトレード戦略では、適切なエントリーポイント、リスク管理、そして利確ポイントの設定が重要です。

これらを適切に組み合わせることで、より効果的なトレードが可能になります。

実際の三角持ち合い(トライアングルフォーメーション)を活用したFXトレード例と勝つためのヒント

【FXトレード例】成功と失敗から学ぶ!過去のトレード分析

実際のFXトレード例を見てみよう!

【上記画像】AUD/JPYの日足チャートで形成された対象三角持ち合いを例に挙げます。

この場合、上へのブレイクアウトが発生し、その後大きく上昇しました。

成功例

FXトレーダーが、三角持ち合いをブレイクアウト後、日足以下の時間軸(1時間足、4時間足)でロールリバーサルを確認し2ポジションエントリーしました。

さらに、三角形の高さを利用して利確ポイントを1ポジション分設定し、途中でもう1ポジションは利確を行いました。

失敗例

FXトレーダーが早まってブレイクアウト直後にエントリーしたものの、それが「だまし」であり、すぐに元の三角形内に戻ってしまいました。

ここから学べる教訓は、ブレイクアウト後に焦らずロールリバーサルを待つことが重要です。

三角持ち合い(トライアングルフォーメーション)をFXで活用するためのアドバイスと過去相場での検証

三角持ち合いをFXで効果的に活用するためには、以下のポイントに注意しましょう。

先ず、チャートの時間軸を適切に選択することが重要です。

日足や4時間足など、より長期の時間軸で形成された三角持ち合いの方が信頼性が高い傾向にあります。

次に、他のテクニカル指標との組み合わせを考慮します。

例えば、RSIやボリンジャーバンドと併用することで、ブレイクアウトの信頼性を高めることができるでしょう。

そして、ファンダメンタルズ分析も忘れずに!

2021年のGBP/USD相場では、ブレグジット交渉の進展に伴い形成された三角持ち合いが、合意発表とともに力強く上方ブレイクしました。

リスク管理の重要性は必ず覚えておいて下さい!

どんなに優れた分析や戦略でも、適切なリスク管理なしには長期的な成功は望めません。

常に自己資金の1-2%以内でのリスク設定を心がけ、ストップロスを忘れずに設定しましょう。

まとめ

FXの三角持ち合いを活用したトレードは、適切な分析と戦略で大きな利益を得るチャンスがあります!

この記事で学んだポイントを振り返りましょう。

  • 三角持ち合いの基本概念と種類を理解し、チャート上で正確に識別する方法
  • 相場心理や需給バランスが三角持ち合い形成に与える影響
  • ブレイクアウト方向の予測に役立つテクニカル指標や市場分析の手法
  • 「だまし」のブレイクアウトを見抜くためのボリューム分析やロールリバーサルを確認する重要性
  • リスク管理を考慮したストップロスと利確ポイントの設定方法

これらの知識を組み合わせ、実践を重ねることで、三角持ち合いを利用したFXトレードの精度が向上します。

常にFX相場環境に注意を払い、自身のトレード記録を分析し続けることが、長期的な成功への鍵となるでしょう。

三角持ち合いは強力なものですが、他の分析手法と組み合わせることで、さらに効果的なトレードが可能になるはずです。

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