FXに手法はいらない?手法の重要性とエントリー根拠の見つけ方を解説
FXに手法はいらない?と疑問に思っている方は、こんな悩みを抱えていませんか?
- チャートを見ても、どこでエントリーするかわからない
- 「FXに手法はいらない」と聞いたけど、本当にそうなの?
- 手法がないと、FX取引で稼げないの?
こうした疑問や不安を感じているFX初心者は少なくないと思います。
確かに、インターネット上やSNSには、「FXに手法はいらない」といった情報もありが、果たしてそれは本当なのでしょうか?
そこでこの記事では、FX取引における手法の重要性と、エントリー根拠の見つけ方について詳しく解説していきます。
FXで安定的に利益を上げるために、「手法は本当にいらない?」その疑問に答えていきましょう。
FXに手法がいらない訳がない!手法の重要性を知ろう
FX取引に手法が重要とされる理由
手法とは、FX相場分析や売買のタイミングを決めるための方法論のこと!
FX取引において、手法は非常に重要な役割を果たします。
明確な手法を持たずにFX取引を行うと、感情に流されて衝動的な取引をしてしまったり、相場の変化に適切に対応できなかったりと、一貫性のない取引になってしまう可能性が高いのです。
そのため、FXトレーダーには自分なりの手法を確立し、それに基づいて取引を行うことが大切になります。
【事例】手法通りの取引で成功したFXトレーダー
実際に、手法を大切にしているFXトレーダーは数多く存在します。
例えば、このブログ管理人MJは、レンジブレイクアウト手法を使い、その手法の条件通りFX取引を行うことで安定した利益を上げ続けています。
FX初心者は特に手法(ロジック)通りに淡々と取引することが大切です。
手法を軸にした取引は、FXで成功したトレーダーに共通する特徴!
FX初心者は手法通りに取引して勝つ!その理由
FX取引を始めたばかりの初心者にとって、手法は特に重要なこと。
なぜなら、経験の浅いFX初心者は相場を読むことや、取引のタイミングを自分の感覚だけで判断するのが難しいからです。
そのため、FX初心者は最初のうちは、手法の条件を忠実に守って取引することが大切になります。
手法通りに取引することで、感情に流されずに冷静な判断ができるようになり、安定した結果を出せるようになります。
また、手法に沿った取引を繰り返すことで、相場観やテクニカル分析のスキルも自然と身についていくのです。
手法だけだと勝てない?FXで成功するための基礎知識
FXで手法を身につけることは大切ですが、それだけでは長期的に勝ち続けるのは難しいでしょう。
なぜなら、FX相場には常に予測不可能な変動要因が存在するからです。
そこで、手法以外にもFXで成功するために知っておくべき基礎知識を紹介します。
【FX基礎知識①】管理人MJも実践している!5つの基本ルール
FX取引には、いくつかの基本ルールを決めましょう。
この5つの基本ルールを守ってトレードしています!
- FX相場の方向性の確認
- 相場の流れに沿ったトレードを心がける
- 損小利大
- 利益が出るトレードは大きく取り、損失は小さく抑える
- 複利効果を活用
- 利益を再投資することで、資金を効率的に増やす
- 証拠金維持率に注意
- 証拠金維持率が100%を下回らないよう管理する
- 損切りの設定は必ず
- 世界情勢や経済指標の影響で、FX相場の予測不可能な動きがあっても損失をコントロールできる
基本ルールを決め守ることで、リスクを適切にコントロールしながら、安定的に利益を積み重ねていくことができます。
【FX基礎知識②】資金管理の重要性
資金管理とは、自分の資金をどのように運用するかを計画し、それを実行すること。
FXで成功するには、資金管理が非常に重要です。
具体的には、1回のトレードにつき資金の何%を使うか、損切りラインをどこに設定するかなどを決めておく必要があります。
適切な資金管理を行わないと、一時的な損失が膨らんで取り返しのつかない状況になりかねません。
逆に、しっかりとした資金管理を行えば、たとえ負けトレードがあっても大きな痛手を負うことはなく、事前に決めた損失で済みます。
【FX基礎知識③】勝った時と負けた時のメンタルコントロール
FXトレードでは、勝ち負けに一喜一憂せず、常に冷静な状態を保つことが大切です。
勝った時は慢心せずに淡々と次のトレードに向かう必要があり、負けた時は感情的にならずに、なぜ負けたのかを冷静に分析することが重要です。
メンタルコントロールができないと、勝った時に調子に乗って大きな取引をしたり、負けた時に取り返そうとして無理な取引をしたりと、致命的なミスにつながります。
勝っても負けても冷静さを失わないことが、FXで長期的に成功するための鍵になる!
FXに手法以外のエントリー根拠はいらない?
FXトレードでは、手法に基づいてエントリーポイントを見極めることが重要ですが、それだけではなく、他のエントリー根拠も探す必要があります。
ここでは、手法以外のエントリー根拠の見つけ方をご紹介します。
【エントリー根拠の見つけ方①】FX相場の方向性
FX相場には、上昇トレンド(上目線)、下降トレンド(下目線)、レンジ相場(もみ合い)の3つの方向性があります。
FX相場で表している大きな方向性を見極めることは、エントリーポイントを見つける上で非常に重要です。
上昇トレンド(上目線)ではロングポジション、下降トレンド(下目線)ではショートポジションを取るのが基本になり、レンジ相場は、相場の方向が定まっていない状況なので、基本的には取引を我慢して待つこと。
他にも、相場の方向を判断する要素はありますが、先ずはトレンド相場とレンジ相場を判断できるようになりましょう。
FX相場の方向性を正しく判断することで、より精度の高いエントリーが可能!
【エントリー根拠の見つけ方②】サポートラインとレジスタンスラインの活用
サポートラインとレジスタンスラインは、エントリーポイントを見つける上で非常に有効な分析方法です。
- サポートライン
- 価格の下落が止まりやすい価格帯
- レジスタンスライン
- 価格の上昇が止まりやすい価格帯
この2本のラインを引くことで、価格の節目を視覚的に捉えることができます。
例えば、下降トレンドでは、価格がサポートラインに触れた時点でロングエントリーを考えます。
逆に、上昇トレンドでは、価格がレジスタンスラインに触れた時点でショートエントリーを検討することができるのです。
【エントリー根拠の見つけ方③】ローソク足の形とチャートパターン
ローソク足の形やチャートパターンを分析することで、より精度の高いエントリーポイントを見つけることができます。
- ローソク足の形
- 包み足:相場の転換点になる局面で、一つ前のローソク足(実体)を包み込むような形が特徴
- 十字線:相場の転換の示唆
- チャートパターン
- ダブルトップ:相場の天井を示している場合があり、上昇トレンドの転換ポイント
- ダブルボトム:相場の底を示している場合があり、下降トレンドの転換ポイント
- ヘッドアンドショルダー:ダブルトップと似たようなパターンで、上昇トレンドの転換ポイント
ローソク足の形やチャートパターンは、上記のものだけではなく多くの種類が存在し、一つ一つ特徴があるので注意しましょう!
これらのローソク足やチャートパターンが形成された時点で、エントリーの根拠になるのか?ならないのか?を検討するのがいいと思います。
ただし、あくまでも根拠の一つなので、手法や他の根拠と組み合わせて総合的に判断することが大切です。
以上のように、手法だけでなく、相場の方向性、サポートラインとレジスタンスライン、ローソク足の形とチャートパターンを活用することで、より精度の高いエントリーポイントを見つけることができます。
これらのエントリー根拠を組み合わせて分析することが、FXトレードで勝つためのカギとなるでしょう。
実際のFX取引を例に流れを解説
ここまで、FXトレードにおける手法の重要性やエントリー根拠の見つけ方について解説してきましたが、実際の取引の流れを例を挙げて説明することで、よりイメージが掴みやすくなるでしょう。
実際のFX取引例でエントリーから利確までの手順を見てみよう
今回は「レンジブレイクアウト手法」で、FX取引の基本的な流れを見ていきましょう。
- 相場分析を行い、手法(ロジック)の条件をクリアしているか確認する
- 綺麗なボックスレンジ相場を作っていて、サポートラインとレジスタンスラインが引ける
- エントリーポイントを見極める
- レンジ相場をローソク足の実態でブレイクするまで待つ
- 資金に合った適切なロット数を決める
- 管理人MJは、損失が資金の2%になるように、取引ロット数を決めている
- エントリーポイントで新規注文を出す
- 今回はレンジ相場を下にブレイクしたので、ブレイクしたローソク足の終値でショートエントリー
- 損切りラインを設定する
- 事前に損切りラインは、「ロングならレンジ相場安値」「ショートならレンジ相場高値」と決めていたので、今回はレンジ相場高値設定しています
- リスクリワード比率から決済目標値を決める
- 今回はリスクリワード1:2で、決済目標値を設定しました
この様に、事前の準備と相場分析に基づいて、冷静に取引を進めることが大切です。
実際のFX取引例でエントリー判断ポイントを確認しよう
今回の取引例「レンジブレイクアウト手法」で、エントリーを判断する際のポイントを確認しましょう。
- 上位時間軸でFX相場の方向(目線)が下向き(下目線)
- ボックスレンジが綺麗に作られている
- サポートライン・レジスタンスラインをローソク足の実態でしっかりブレイクしている
- 経済指標などチェックし、FX相場への影響を与えそうなものはなかった
これらのポイントを総合的に判断し、エントリーの是非を冷静に決断することが重要です。
実際のFX取引例を参考にしてみよう!リスクリワード比率
FX取引では、損切りラインを適切に設定し、常にリスクリワード(損失額に対する利益額の比率)を意識することが大切です。
例えば、損切りラインまで10pips損失額が-1,000円、利確ラインまで20pips利益額が+2,000円の場合、画像と同じ様にリスクリワードは1:2となります。
この場合、2回に1回勝てばトータルで負けずに済むことになります。
逆に、リスクリワードが1:1以下の取引ばかりでは、たとえ勝率が高くても利益を出すのは難しい場合がほとんどだと思います。
リスクとリワードのバランスを考えながら、適切な損切りラインを設定することが重要です。
FX取引でよくある失敗とその回避法
FX取引では、初心者が陥りやすい失敗があります。
- 損切りができない
- リスクが高すぎる取引をする
- 感情的になってしまう
などです。
これらの失敗を避けるためには、以下の点に気をつけましょう。
- 損切りラインを厳守する
- 適切なロット数で取引する
- 勝ち負けに一喜一憂せず、冷静に取引する
- 自分なりのルールを作り、それを守る
- 取引記録をつけ、自分の取引を客観的に振り返る
このポイントを意識することで、FX取引での失敗を最小限に抑えることができるはずです。
初心者が今すぐ実践できるFX取引のコツ!
FXトレードは、適切な知識とスキルがあれば、初心者でも十分に取り組むことができます。
ここでは、FX初心者が今すぐ実践できる取引のコツを紹介していきます。
FX取引を小額から始めるメリット
FX取引を始める際は、いきなり大金を投資するのではなく、小額から始めることをおすすめします。
小額取引のメリットは、リスクを抑えられることです。
たとえ失敗しても、損失額が限定的なので、メンタル的なダメージが少なくて済みます。
また、小額取引を繰り返すことで、徐々にFX取引に慣れていくことができ、資金管理の重要性や、自分の感情コントロールの仕方など、スキルアップができるはずです。
デモトレードで手法による過去検証
デモトレードとは、実際の資金を使わずに、仮想の資金で取引を行うこと。
リアル口座でFX取引を始める前に、デモトレードで手法の検証を行うことをおすすめします。
デモトレードを活用することで、「自分の手法が本当に機能するのか?」を確かめることができ、デモトレードで過去のチャートを使って検証し、相場の動きと手法の相性を確認します。
デモトレードは、多くのFX業者が無料で提供しているので、ぜひ活用してみてください。
FX取引履歴を管理しよう!過去の取引を見返す重要性
FX取引を始めたら、取引履歴を管理することが大切です。
取引履歴には、エントリーポイント、決済ポイント、損益、その時の相場状況などを記録しておきましょう。
取引履歴を見返すことで、自分の強みと弱みを把握することができ、勝ちトレードと負けトレードの違いを分析し、改善点を見つけよう。
また、過去の取引を振り返ることで、相場観を養うこともできます。
FX取引では、相場の動きを読む力が重要だと言われますが、その力をアップさせるのが、自分の取引履歴なのです。
小額から取引をスタートし、デモトレードで手法を検証して、取引履歴を管理することが、FX初心者が今すぐ実践できるコツです。
このコツを地道に実践することで、着実にFXトレーダーとしてのスキルを身につけることができます。
まとめ
この記事では、FX初心者に向けて、以下のポイントを解説しました。
- FXトレードには手法が不可欠であり、手法に沿った取引が重要
- 手法だけでなく、資金管理やメンタルコントロールも必要
- 相場の方向性や、サポートライン・レジスタンスラインなどのエントリー根拠を知ることが大切
- 実際の取引の流れを理解し、適切なエントリーと決済を心がける
- 小額からスタートし、デモトレードで手法を検証し、取引履歴を管理することが初心者におすすめ!
FXトレードは簡単ではありませんが、正しい知識と手法を身につけることで、初心者でも十分に取り組むことができます。
先ずは一つ信頼できる手法を見つけ、それを大切にしながら、一歩一歩着実に成長していきましょう!